優勝争いは厳しいですが、現在3位でCS争いが激化しているベイスターズ。
今回は5年前の2018年ドラフトを振り返ってみます。
「ドラフトが成功したかどうかは5年後に分かる!」
という言葉もありますので、2018年ドラフトでベイスターズが指名した選手たちの現在の活躍を見てみましょう!
2017年のドラフト振り返り記事は、こちら↓!
2016年のドラフト振り返り記事は、こちら↓!
ベイスターズの2018ドラフト指名選手一覧
2018年10月25日に行われたドラフト会議は、平成最後のドラフト会議であり大阪桐蔭の根尾(中日)、報徳学園の小園(広島)などが注目されたドラフトでした。
指名順位 | 選手 | 年齢 | 所属 |
---|---|---|---|
1位 | 上茶谷 大河 | 22 | 東洋大学 |
2位 | 伊藤 裕季也 | 22 | 立正大学 |
3位 | 大貫 晋一 | 24 | 新日鐵住金鹿島 |
4位 | 勝又 温史 | 18 | 日大鶴ヶ丘高校 |
5位 | 益子 京右 | 17 | 青藍泰斗高校 |
6位 | 知野 直人 | 19 | 新潟アルビレックスBC |
育成1位 | 宮城 滝太 | 18 | 滋賀学園高校 |
今シーズンは不調な右のエース、ロングリリーフで貢献する投手、トレードで移籍した長距離砲など、全選手が現役を続けており戦力として活躍する選手もいますね。
ドラフト1位 上茶谷 大河
2018年のドラフト1位は、新人ながら2019年の開幕ローテーションを勝ち取り、現在はロングリリーフ・敗戦処理など便利屋として活躍する上茶谷です。
これまでの年度別成績は以下の通りです。(2023年8月31日時点)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 3.96 | 25 | 7 | 6 | 0 | 0 | 134 | 136 | 14 | 54 | 102 | 59 | 1.40 |
2020 | 4.12 | 11 | 2 | 3 | 0 | 0 | 59 | 57 | 8 | 22 | 50 | 27 | 1.31 |
2021 | 7.15 | 8 | 1 | 3 | 0 | 0 | 34 | 37 | 5 | 18 | 26 | 27 | 1.59 |
2022 | 4.73 | 13 | 3 | 6 | 0 | 0 | 66.2 | 65 | 8 | 19 | 49 | 35 | 1.23 |
2023 | 1.72 | 34 | 3 | 2 | 0 | 3 | 52.1 | 41 | 2 | 25 | 47 | 10 | 1.18 |
通算 | 4.11 | 91 | 16 | 20 | 0 | 3 | 346 | 336 | 37 | 138 | 274 | 158 | 1.34 |
今シーズンから本格的にリリーフに挑戦している上茶谷がドラフト1位。
昨シーズンまでは先発の一角として登板し、毎年ある程度の結果を残していました。
しかし、キャリアハイはルーキーイヤーの2019年の7勝で、以降はイマイチな印象。
ただ今シーズンはリリーフとして光る活躍を見せており、現時点で自己最多の34試合に登板し防御率1.72!
ロングリリーフや敗戦処理など、どんな場面でも出てきてくれる便利屋として1軍に定着しています。
最近のピッチングを見ると、「来シーズンは先発で見たい!」という気持ちになりますね!
ドラフト2位 伊藤 裕季也
2位指名は、昨年途中に楽天にトレード移籍した伊藤。
これまでの年度別成績は以下の通りです。(2023年8月31日時点)
※2022年は横浜と楽天の成績を合算しています
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 21 | .288 | 4 | 7 | 15 | 0 | 17 | 3 | 1 | 1 | .333 | .596 | .929 |
2020 | 5 | .286 | 0 | 1 | 4 | 0 | 2 | 2 | 2 | 0 | .375 | .429 | .804 |
2021 | 3 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | .000 | .000 | .000 |
2022 | 10 | .048 | 0 | 0 | 1 | 0 | 10 | 0 | 0 | 1 | .048 | .048 | .096 |
2023 | 75 | .262 | 5 | 16 | 45 | 3 | 40 | 12 | 1 | 1 | .310 | .395 | .706 |
通算 | 114 | .249 | 9 | 24 | 65 | 3 | 70 | 17 | 2 | 3 | .297 | .406 | .703 |
期待の長距離砲だった伊藤は、昨年7月に森原とのトレードで楽天に移籍しました。
ベイスターズ時代は初スタメンの試合で2本のホームランを撃ち、ファンを驚かせるデビューでしたね!
期待されながらも結果を残せないまま移籍となりましたが、今シーズンは楽天で開幕スタメンを勝ち取り、ここまでキャリアハイの成績を残しています。
何より、現在ベイスターズの守護神を務める森原とのWin-Winトレードだったので、素直に活躍を応援できる選手ですね(笑)
ドラフト3位 大貫 晋一
2018年のドラフト3位は、右のエース格である大貫です。
これまでの年度別成績は以下の通り。(2023年8月31日時点)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 5.00 | 15 | 6 | 5 | 0 | 0 | 66.2 | 81 | 7 | 27 | 54 | 37 | 1.59 |
2020 | 2.53 | 19 | 10 | 6 | 0 | 0 | 113.2 | 96 | 13 | 32 | 81 | 32 | 1.10 |
2021 | 4.34 | 22 | 6 | 7 | 0 | 0 | 112 | 137 | 9 | 33 | 106 | 54 | 1.49 |
2022 | 2.77 | 24 | 11 | 8 | 0 | 0 | 136.2 | 126 | 13 | 44 | 118 | 42 | 1.19 |
2023 | 4.22 | 9 | 3 | 3 | 0 | 0 | 49 | 47 | 5 | 12 | 33 | 23 | 1.18 |
通算 | 3.54 | 89 | 36 | 29 | 0 | 0 | 478 | 487 | 47 | 148 | 392 | 188 | 1.29 |
これまでに2度二桁勝利をマークするなど、右のエース格として活躍する大貫。
しかし、今シーズンはそこまでの活躍はできていませんね。
年度別成績を見ると、隔年傾向が見られますので、来年は大活躍してくれるでしょう!
特に、来年はバウアー・今永・石田が退団する可能性があり、エースとして働いてもらわないと困るので、期待しています!
ドラフト4位 勝又 温史
昨年から野手に転向し育成契約となった勝又がドラフト4位。
2023年8月31日時点で1軍での出場はありません。
野手転向2年目ながら、2軍では6本のホームランを放つなど高い身体能力が伺えます。
スケールの大きな外野手になることを期待しています!
ドラフト5位 益子 京右
ドラフト5位は成長が期待される捕手の益子。
年度別成績は以下の通り。(2023年8月31日時点)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2020 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2021 | 3 | .200 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | .200 | .200 | .400 |
2022 | 1 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | .000 | .500 |
2023 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
通算 | 4 | .167 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | .286 | .167 | .452 |
昨年のドラフト1位松尾、支配下登録された上甲らの加入により競争が激しくなっている捕手の益子。
1軍では若い山本の存在感が増しており、結果が出せないと厳しい立場になってきていますね。
色んな意味で、FA権を取得している戸柱の動向が気になるところです。
ドラフト6位 知野 直人
ドラフト6位は内野のユーティリティになっている知野。
年度別成績は以下の通り。(2023年8月31日時点)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2020 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2021 | 36 | .176 | 1 | 3 | 6 | 0 | 12 | 3 | 1 | 1 | .263 | .353 | .616 |
2022 | 16 | .154 | 0 | 0 | 2 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | .214 | .154 | .368 |
2023 | 22 | .200 | 0 | 0 | 2 | 2 | 5 | 3 | 0 | 0 | .385 | .200 | .585 |
通算 | 74 | .175 | 1 | 3 | 10 | 3 | 22 | 7 | 1 | 1 | .277 | .281 | .558 |
2軍では安定した成績を残し、1軍でも少しずつ出番が増えてきている知野。
パンチ力のある打撃、盗塁の出来る走力があるため、控え内野手としては需要が高いと思います。
守備に不安がある点が1軍に定着できない原因なので、着実にレベルアップしてほしいです。
柴田を追い越す活躍を見せてほしいですね!
育成ドラフト1位 宮城 滝太
育成ドラフト1位は、今シーズンプロ初登板を果たした宮城。
これまでの年度別成績は以下の通りです。(2023年8月31日時点)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2020 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2021 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2022 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2023 | 1.50 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 2 | 1 | 1 | 6 | 1 | 0.50 |
通算 | 1.50 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 2 | 1 | 1 | 6 | 1 | 0.50 |
今年8月にプロ初登板を果たし、登板試合ではきっちりと結果を残している宮城。
最速150キロを超えるストレートを中心に、三振が奪える投球ができる投手ですね!
シーズンも終盤に入りリリーフ陣に疲れが見えるので、起爆剤としての活躍を期待しています。
2018年は大貫と上茶谷で当たり!森原の獲得で大当たり?なドラフト
今回は、5年前である2018年のドラフトについて振り返ってみました。
右のエース大貫、リリーフで輝きを見せる上茶谷を獲得できているので当たりと言えますね!
更に、現守護神の森原を獲得できたと思えば大当たりのドラフトと言えるのではないでしょうか?
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