【横浜DeNAベイスターズ】成功？失敗？5年前のドラフト指名選手の活躍を振り返る【2017ドラフト】

指名順位	選手	年齢	所属
1位	東　克樹	21	立命館大学
2位	神里　和毅	23	日本生命
3位	阪口　皓亮	18	北海高校
4位	齋藤　俊介	23	JX-ENEOS
5位	櫻井　周斗	18	日大三高
6位	寺田　光輝	25	石川ミリオンスターズ
7位	宮本　秀明	21	パナソニック
8位	楠本　泰史	22	東北福祉大学
9位	山本　祐大	19	滋賀ユナイテッド
育成1位	中川　虎大	18	箕島高校

既に引退した選手が2名いますが、今シーズンの開幕投手にレギュラー奪取が期待される外野手など、1軍に定着している選手もちらほらいますね。

ドラフト1位　東　克樹

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2017年のドラフト1位は、2022年の開幕投手を務めた東投手です。

これまでの年度別成績は以下の通りです。(2022年7月8日時点)

年度	防御率	登板数	勝利	敗北	セーブ	HP	投球回数	被安打	被本塁打	与四死球	奪三振	自責点	WHIP
2018	2.45	24	11	5	0	0	154	130	13	44	155	42	1.12
2019	3.76	7	4	2	0	0	38.1	38	4	11	31	16	1.25
2020	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2021	2.29	3	1	2	0	0	19.2	10	1	4	20	5	0.71
2022	4.75	9	1	5	0	0	47.1	63	5	12	40	25	1.54
通算	3.05	43	17	14	0	0	259.1	241	23	71	246	88	1.18

ノビのある速球と緩急のついたチェンジアップで投球回数に近い数の三振を奪う、ベイスターズのサウスポーにありがちな投球スタイルの東。

キャリアハイは、ルーキーイヤーの2018年ですね！

ルーキーながら先発ローテーションを任されて、規定投球回に到達し11勝、防御率2.45の好成績！

見事に新人王を獲得しました！

翌年からは左ひじのケガに悩まされ、思うような成績を残すことができず2020年にトミージョン手術を実施。

2021年の終盤に復活登板を果たし、今年への足掛かりとなるシーズンを過ごしましたね。

完全復活を期待される今年は開幕投手を務めたものの、勝ち星がなかなかつかない苦しいピッチングが続きます。

2軍調整を経た6月23日に、ようやく今シーズンの初白星を挙げて以降は安定したピッチングで、ここからの巻き返しに期待したいですね。

ドラフト2位　神里　和毅

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2位指名は、俊足巧打が持ち味の神里。

これまでの年度別成績は以下の通りです。(2022年7月8日時点)

年度	試合	打率	本塁打	打点	安打	盗塁	三振	四球	死球	併殺打	出塁率	長打率	OPS
2018	86	.251	5	21	62	15	68	19	3	4	.312	.393	.705
2019	123	.279	6	35	119	15	121	26	2	7	.323	.407	.731
2020	80	.308	3	17	52	7	42	15	3	3	.370	.420	.790
2021	88	.191	4	15	21	4	49	6	0	1	.231	.327	.558
2022	42	.182	1	10	12	2	18	3	2	1	.239	.333	.573
通算	419	.261	19	98	266	43	298	69	10	16	.313	.393	.706

ルーキーイヤーからコンスタントに試合に出場している神里。

最も多い123試合に出場した2年目の2019年にはレギュラーに定着し、規定打席に到達。

その後の活躍が期待されたものの、2021年からは打撃不振に陥ってしまい今シーズンも打撃面では活躍できていませんね。

外野手は桑原、楠本、蛯名などライバルが多いだけに、実績のある神里も厳しい立場になっています。

ドラフト3位　阪口　皓亮

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2017年のドラフト3位は、昨年プロ初勝利を挙げた阪口投手です。

これまでの年度別成績は以下の通り。(2022年7月8日時点)

年度	防御率	登板数	勝利	敗北	セーブ	HP	投球回数	被安打	被本塁打	与四死球	奪三振	自責点	WHIP
2018	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2019	5.87	3	0	1	0	0	7.2	9	0	5	4	5	1.70
2020	7.50	3	0	2	0	0	12	22	2	7	10	10	2.42
2021	4.11	8	2	3	0	0	35	37	4	20	18	16	1.60
2022	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
通算	5.10	14	2	6	0	0	54.2	68	6	32	32	31	1.79

昨年嬉しいプロ初勝利を挙げた阪口。

2軍では先発ローテーション投手として着実に実績を積み上げており、残念ながら層が薄いベイスターズの先発陣であれば、今後1軍での登板も増えてくるでしょう。

京山や坂本などのライバルと切磋琢磨して、1軍での活躍を待っています。

ドラフト4位　齋藤　俊介

昨年現役を引退した斎藤がドラフト4位。

年度別成績は以下の通り。

年度	防御率	登板数	勝利	敗北	セーブ	HP	投球回数	被安打	被本塁打	与四死球	奪三振	自責点	WHIP
2018	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2019	5.76	16	0	1	0	0	25	31	1	12	20	16	1.56
2020	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2021	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
通算	5.76	16	0	1	0	0	25	31	1	12	20	16	1.56

ケガに悩まされて2019年の16登板のみで現役引退となりました。

斎藤と言えばファンフェスティバルで笑いを取ってくれることで、ファンからも選手からも愛されているイメージがありますね！

ドラフト5位　櫻井　周斗

ドラフト5位はリリーフ投手として昨年活躍した櫻井。

年度別成績は以下の通り。

年度	防御率	登板数	勝利	敗北	セーブ	HP	投球回数	被安打	被本塁打	与四死球	奪三振	自責点	WHIP
2018	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2019	4.86	14	0	0	0	1	16.2	17	1	12	17	9	1.62
2020	7.36	3	0	0	0	0	7.1	12	0	3	4	6	2.05
2021	3.07	30	0	1	0	1	41	36	3	29	37	14	1.59
2022	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
通算	4.02	47	0	1	0	2	65	65	4	42	58	29	1.65

昨年チャンスをつかんだ櫻井。

今シーズンは年明けに手術を行った影響からか1軍での登板は無く、2軍でも2試合の登板に留まっていますね。

リリーフでの起用が多いので見る機会はほとんどありませんが、実は高校時代は打撃も良かったのでバッティングも見てみたいですね。

ドラフト6位　寺田　光輝

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ドラフト6位は19年オフに現役を引退した寺田。

残念ながら1軍での登板はありませんでした。

現在は医師を目指して勉強中のようです。

ドラフト7位　宮本　秀明

ドラフト7位は俊足の宮本。

これまでの年度別成績は以下の通りです。(2022年7月8日時点)

年度	試合	打率	本塁打	打点	安打	盗塁	三振	四球	併殺打	出塁率	長打率	OPS
2018	21	.160	2	2	4	4	8	0	1	.160	.400	.560
2019	1	-	0	0	0	0	0	0	0	-	-	-
2020	6	.400	0	0	2	0	3	0	0	.400	.400	.800
2021	35	.200	0	0	2	2	6	1	0	.273	.200	.473
2022	27	.152	1	2	5	0	8	2	2	.200	.364	.564
通算	90	.178	3	4	13	6	25	3	3	.211	.356	.567

昨年までは代走としての出場が多かった宮本。

今年は代打起用もちょこちょこあり、打撃も期待されている感じが伝わってきますが結果はまだ出ていませんかね。

外野手は非常にライバルが多いですし、育成に俊足枠の村川、大橋が加入したこともあり、今年は正念場のシーズンではないでしょうか。

ドラフト8位　楠本　泰史

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今年ブレイクの兆しが見える楠本がドラフト8位。

これまでの年度別成績は以下の通りです。(2022年7月8日時点)

年度	試合	打率	本塁打	打点	安打	盗塁	三振	四球	死球	併殺打	出塁率	長打率	OPS
2018	56	.205	0	2	15	2	19	6	3	0	.293	.247	.539
2019	39	.208	1	6	15	0	19	7	2	1	.296	.306	.602
2020	28	.154	1	1	4	0	7	2	1	0	.241	.346	.588
2021	76	.254	2	18	29	1	23	10	2	1	.323	.368	.691
2022	42	.231	1	8	30	5	22	10	6	1	.311	.292	.603
通算	241	.224	5	35	93	8	90	35	14	3	.304	.311	.615

代打で着実に結果を残し、今シーズンは開幕スタメンを果たしました！

ベイスターズとしては珍しく盗塁が出来て守備もそこそこ良いという、外野手軍団の中でも期待値が高い選手ですね。

先日守備でミスを連発して懲罰交代させられていましたが、かつては宮崎も守備のミスから奮起したこともあるので、これからの挽回に期待しています！

同じくドラフト下位からチームの中心となった佐野のように、大ブレイクを果たしてほしいですね！

ドラフト9位　山本　祐大

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ドラフト9位は強肩が武器の山本捕手。

これまでの年度別成績は以下の通りです。(2022年7月8日時点)

年度	試合	打率	本塁打	打点	安打	三振	四球	死球	併殺打	出塁率	長打率	OPS
2018	2	1.000	1	2	1	0	0	0	0	1.000	4.000	5.000
2019	13	.333	0	2	4	3	0	0	0	.333	.333	.667
2020	2	.000	0	0	0	1	0	0	0	.000	.000	.000
2021	51	.131	1	4	13	27	4	1	0	.173	.182	.355
2022	17	.103	0	1	3	4	2	0	1	.156	.138	.294
通算	85	.146	2	9	21	35	6	1	1	.184	.208	.393