2022年シーズンも終盤に入り、新人王争いも加熱しています！
昨年は横浜の牧、阪神の佐藤らとの争いを制した、広島カープの栗林が受賞しました。
今年の新人王有力候補を紹介します。
有力候補一覧
まずは、新人王の有力候補選手を野手と投手別に紹介します。
実際に選ばれるのは野手、投手合わせて1人だけですが分けました。
新人王候補野手(9月5日時点)
| 選手 | 球団 | 年数 | 年齢 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 失策 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 長岡 秀樹 | ヤクルト | 3年目 | 20 | 117 | .242 | 7 | 42 | 104 | 2 | 61 | 15 | 12 | .273 | .340 | .614 |
今年の野手で新人王候補になるのは、ヤクルトの長岡だけでしょう。
高卒3年目の今シーズン、開幕スタメンを勝ち取りレギュラーを奪取。
ほぼ全ての試合にショートでスタメン出場を続けました。
打撃成績だけを見るとそこまで目立った数字ではありませんが、特筆すべきは守備力です。
ショートのUZRはセリーグでダントツのトップ。
西武ライオンズの名手、源田に匹敵する数値をたたき出しています！
まだ20歳と若いので、打撃を磨けばヤクルトのショートは安泰ですね！
新人王候補投手(9月5日時点)
| 選手 | 球団 | 年数 | 年齢 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | HP | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | QS率 | K/BB | WHIP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 髙橋 宏斗 | 中日 | 2年目 | 20 | 16 | 5 | 5 | 0 | 0 | 2.49 | 97.2 | 118 | 36 | 68.8 | 3.28 | 1.09 |
| 木澤 尚文 | ヤクルト | 2年目 | 24 | 46 | 8 | 3 | 0 | 14 | 3.06 | 61.2 | 43 | 19 | - | 2.26 | 1.12 |
| 湯浅 京己 | 阪神 | 4年目 | 23 | 50 | 2 | 3 | 0 | 38 | 1.31 | 48 | 54 | 11 | - | 4.91 | 0.90 |
| 大勢 | 巨人 | 1年目 | 23 | 47 | 1 | 1 | 31 | 9 | 1.74 | 46.2 | 45 | 12 | - | 3.75 | 0.88 |
| 入江 大生 | 横浜 | 2年目 | 24 | 45 | 3 | 0 | 0 | 10 | 2.98 | 51.1 | 60 | 20 | - | 3.00 | 1.11 |
野手とは違って投手陣は、候補が豊富に揃っていますね。
特にリリーフ陣の活躍が目立っています。
新人王の有力候補と思われるのは、巨人で1年目から守護神を任されている大勢。
昨年新人王を獲得した広島の栗林と同様、開幕から守護神に君臨し、ここまでリーグ2位タイの31セーブを積み重ねてきました。
チーム状況的にセーブシチュエーション以外での登板もそこそこありますが、セーブ王の可能性も十分にあります！
一方、阪神のセットアッパーとして地位を確立した湯浅も、既に50試合に登板し38HPと堂々の成績。
50試合登板はリーグ4位、38HPはリーグ1位の成績であり、最優秀中継ぎ投手のタイトルが見えています。
リリーフのみで8勝を挙げたヤクルトの木澤、今年覚醒した横浜の入江も良い活躍を見せていますが、大勢と湯浅には敵いません。
唯一先発投手として候補に挙げた中日の髙橋 宏斗は、規定投球回には届きそうにありませんが118奪三振はリーグ2位の成績。
新人王は難しいですが、来シーズン以降中日のエースに成長することが期待されます！
おそらく大勢と湯浅の一騎打ち
ペナントレースも残り20数試合ほどとなりました。
今年の新人王は、巨人の大勢と阪神の湯浅の一騎打ちとなるでしょう。
共にチームに欠かせないストッパーとセットアッパー。
大勢はセーブシチュエーションでの登板数がカギになるので、チーム状況に大きく左右されますね。
湯浅はこのままのペースで登板を重ねていき、大きく崩れなければ新人王と最優秀中継ぎの大チャンス！
最後の最後まで新人王争いから目が離せませんね！
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