昨年オフに初開催された「現役ドラフト」。
12名の選手が新天地で2023年シーズンを迎えることになりました。
現役ドラフト1期生のこれまでの成績を確認してみましょう。
ちなみに、昨年5月に現役ドラフトについて予想した記事を書いています。
事前予想の結果、細川・大竹・オコエ・成田・正隨の5選手がリストアップされることを的中させました!
現役ドラフト1期生の成績を確認
それでは、現役ドラフトで移籍した選手の昨年と今年の成績を1人ずつ確認してみましょう。
1.成田 翔(ロッテ→ヤクルト)
ロッテからヤクルトに移籍したサウスポーの成田。
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2023 | 5.40 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3.1 | 4 | 0 | 3 | 2 | 2 | 1.50 |
期待されてロッテに入団した成田でしたが、思うような成績を残すことができず昨年の1軍登板はありませんでした。
心機一転、ヤクルトで迎える今シーズンは今のところリリーフで3試合に登板。
目立つ成績は残っておらず1軍に定着することができていませんね。
高卒8年目の25歳、崖っぷちとも言える状況なだけに左キラーとしての可能性を掴んでほしいですね。
2.笠原 祥太郎(中日→DeNA)
中日からDeNAに移籍したサウスポーの笠原。
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 5.29 | 4 | 1 | 2 | 0 | 0 | 17 | 18 | 4 | 10 | 8 | 10 | 1.59 |
2023 | 9.00 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 6 | 0 | 3 | 4 | 3 | 3.00 |
かつては中日の開幕投手を務めた実力のある先発投手の笠原。
昨年はわずかに4試合の先発に留まり、DeNAに移籍することになりました。
今年はオープン戦から結果を残し、何と開幕3戦目の先発投手に抜擢!
されたのですが、3回3失点と結果を残すことができず2軍落ち。
以降ファームで先発に起用されるも、思ったような成績を残すことができていません。
DeNAの先発投手陣は層が厚くなってきたので、厳しい立場ではありますがチャンスをうかがってほしいですね。
個人的には、結構期待している投手です!
3.大竹耕太郎(ソフトバンク→阪神)
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 6.43 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 7 | 10 | 1 | 3 | 5 | 5 | 1.71 |
2023 | 0.40 | 7 | 6 | 0 | 0 | 0 | 44.2 | 33 | 0 | 4 | 27 | 2 | 0.81 |
今や現役ドラフトの星とも言える存在となった大竹。
昨年は2戦2敗と結果を残すことができず、阪神に移籍。
その阪神では早々に先発ローテーションに定着し6勝!
昨年までの不振が嘘のように大活躍を見せています。
交流戦に入ってパ・リーグが相手となりますが、変わらない投球を続けることができるか注目ですね!
4.オコエ 瑠偉(楽天→巨人)
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 6 | .200 | 0 | 0 | 5 | 1 | 8 | 0 | 0 | 0 | .200 | .200 | .400 |
2023 | 23 | .247 | 2 | 6 | 21 | 0 | 24 | 5 | 2 | 1 | .304 | .365 | .669 |
昨年は2軍で結果を残すものの1軍ではサッパリだったオコエ。
巨人に移籍した今シーズンはオープン戦から結果を残し、見事に開幕1軍!
4月の中盤あたりまではコンスタントに試合に出場を続け、1番に定着しかけました。
が、徐々に成績が下降し5月に入ってからは出場機会が激減、2軍に落ちてしまいました。
ポテンシャルは高いもののグラウンドの外で話題になることが多い選手なだけに、現役ドラフトをキッカケにして必死に野球に取り組んでいただきたいですね。
5.戸根 千明(巨人→広島)
巨人から広島に移籍した戸根。
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 5.02 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14.1 | 16 | 4 | 4 | 9 | 8 | 1.33 |
2023 | 2.84 | 15 | 1 | 0 | 0 | 5 | 12.2 | 9 | 2 | 8 | 7 | 4 | 1.34 |
左のリリーバーとして実績のある戸根ですが、昨年はわずか9試合の登板でした。
広島移籍後は1軍に定着し、貴重なサウスポーとしてブルペンを支える存在となっています。
既に昨年を上回る15試合に登板し、移籍後初勝利も挙げましたね!
この調子で活躍を続けてほしいところです。
6.細川 成也(DeNA→中日)
DeNAから中日に移籍した細川。
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 18 | .053 | 1 | 1 | 1 | 0 | 9 | 1 | 0 | 0 | .100 | .211 | .311 |
2023 | 43 | .340 | 5 | 23 | 53 | 0 | 41 | 11 | 3 | 5 | .394 | .538 | .933 |
DeNA時代は毎年大きな期待を寄せられていたものの、1軍に上がると結果を残せない日々が続いていました。
2軍の帝王と化していたので、トレードされるかなぁ~と思っていたら現役ドラフトに選ばれましたね。
中日に移籍したことでようやく才能が開花!
現時点でほぼ全ての成績でキャリアハイを残すなど、目覚ましい活躍が続いています。
ベイスターズファンの私としては、細川の活躍は本当にうれしくて先日バウアーから打った2ホーマーはテンションが上がりました!
今後も横浜戦以外での活躍を期待しています。
7.渡邉 大樹(ヤクルト→オリックス)
ヤクルトからオリックスに移籍した渡邉。
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 49 | .125 | 0 | 2 | 2 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | .125 | .188 | .313 |
2023 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
ヤクルト時代には目立つ活躍は見られず、主に代走や守備固めで起用されていましたが若手の台頭により出場機会が限られていました。
オリックスに移籍した今シーズンも、今のところ1軍出場はありません。
また2軍でも打率0割台と苦しんでおり、オリックスも中川・杉本を筆頭に外野の層が厚いため割って入るには打撃のレベルアップが不可欠でしょう。
8.古川 侑利(日本ハム→ソフトバンク)
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 4.08 | 34 | 0 | 1 | 0 | 3 | 35.1 | 37 | 3 | 26 | 32 | 16 | 1.73 |
2023 | 3.86 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 | 1 | 1 | 8 | 3 | 1.14 |
昨年は日本ハムのリリーフの一角として34試合に登板していたので、現役ドラフトの候補に入ると思っていませんでした。
4球団目となるソフトバンクでもすでに1軍で6試合に登板。
高卒10年目の経験を活かして、リリーフ陣の支えになってほしいですね。
9.陽川 尚将(阪神→西武)
阪神から西武に移籍した陽川。
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 45 | .294 | 1 | 6 | 20 | 0 | 20 | 4 | 2 | 0 | .351 | .426 | .778 |
2023 | 6 | .188 | 1 | 1 | 3 | 0 | 8 | 1 | 2 | 0 | .316 | .375 | .691 |
右の大砲として阪神時代でもそれなりに1軍出場経験があり、昨年は代打や左投手相手の先発など45試合に出場し打率.294をマーク。
西武に移籍して迎えた今シーズンの初打席で、いきなりホームランを放つなど大砲としての存在感は健在ですね。
西武は現在、ケガや諸事情で出場できない選手が続出しているので、チャンスをつかんでほしいです!
10.正随 優弥(広島→楽天)
広島から楽天に移籍した正随。
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2023 | 1 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .500 | .000 | .500 |
昨年は2軍で結果を残したものの、1軍での出場はありませんでした。
楽天に移籍した今シーズンも2軍で打率.294、2ホーマーを放つ活躍を見せていますが、1軍では1試合に出場したのみです。
下位に低迷する楽天の起爆剤となる活躍を見せることができるでしょうか?
11.大下 誠一郎(オリックス→ロッテ)
オリックスからロッテに移籍した大下。
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 5 | .250 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | .400 | .500 | .900 |
2023 | 12 | .111 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 2 | 3 | 0 | .429 | .111 | .540 |
2軍ではそれなりの成績を残すものの、なかなか1軍での出場機会に恵まれていない大下。
今シーズンは現時点で昨年を大きく上回る12試合に出場していますが、まだ成績が伴っていませんね。
個人的に現役ドラフトは、2軍の帝王のような選手にキッカケを与える制度だと思っているので、何とか1軍にしがみついてほしいです。
12.松岡 洸希(西武→日本ハム)
西武から日本ハムに移籍した松岡。
昨年と今年の現時点(5月29日時点)での成績を確認してみましょう。
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2023 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
昨年は1軍登板無しでしたが、2軍では31試合に登板していました。
日本ハムで迎えた今シーズンも、現時点では1軍登板が無く2軍では主に先発として起用されていますが防御率6.85と厳しい内容。
日本ハムは1・2軍の入れ替えが多い印象があるので、まずは2軍で結果を残して昇格の機会を待ちましょう。
細川・大竹あたりは絶好調!他の選手も続けるか?
今回は、現役ドラフト1期生の成績について調査してみました。
全員が結果を残すことは難しいと思いますが、中日の細川や阪神の大竹は見事にチャンスをつかんでいます!
活躍の機会が少ない選手にとっては非常にいい制度だと思うので、今オフの現役ドラフトも楽しみですね!
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