最優秀防御率や最多勝など、その年に最も良い成績を残した投手に贈られる各タイトル。
たまに「この成績でタイトルホルダー?」みたいな感覚になることありませんか?
今回は、平成以降の各タイトルホルダーの中で、最も低い成績だった投手について調査しました!
最低成績タイトルの野手編については、こちら↓!
平成以降で最低成績のタイトルホルダーを紹介!
それでは、平成以降で最低成績のタイトルホルダーを紹介していきます!
【最優秀防御率】セ:1997 大野(広島) パ:2000 戎(オリックス)
となりました。
なんと41歳という年齢ながらタイトルを獲得した鉄人です!
この翌年である1998年に現役を引退しており、ギリギリまで主力として活躍した名投手ですね!
最優秀防御率が3点台というのも違和感がありますが、翌年の2001年の最優秀防御率も3.26のミンチー(ロッテ)であることから、当時は相当な打高だったことが感じられますね。
【最多勝】セ:2021,22 青柳(阪神)他3名 パ:2020 千賀・石川(ソフトバンク)、涌井(楽天)
最多勝を獲得した選手の中で、最も勝利が少なかったのは
セリーグ:2014 メッセンジャー(阪神)、山井(中日) 2021 九里(広島) 2021,22青柳(阪神) 13勝
パリーグ:2020 千賀・石川(ソフトバンク)、涌井(楽天) 11勝
となりました。
最多勝の最低ライン的は13勝かな?と個人的には思っているのですが、2020年のパリーグは11勝が最多勝。
近年リリーフ陣の存在感が増している中で先発投手に勝ちがつく機会が減ってきているのが、勝利数が少ない原因でしょう。
勝ち星は運要素も強いので、投手の評価にはあまり影響しないのかもしれませんね。
【セーブ王】セ:2020 スアレス(阪神) パ:1991 武田(日本ハム)
セーブ王を獲得した選手の中で、最もセーブが少なかったのは
となりました。
近年セーブ王が30セーブを下回ることはほとんど無いのですが、2020年はこれでも2位に4セーブの差をつけてスアレスが獲得しています。
全体的に抑え投手が不調だったわけでもなさそうですが、特殊な事情があったのでしょうか?
パリーグは、まだ救援投手の価値がそこまで高くない時代でした。
当時から投手分業制に取り組んでいた球団は、先見の明がありますね。
【ホールド王】セ:2020 祖父江・福(中日)、清水(ヤクルト) パ:2008 川崎(ロッテ)
ホールド王を獲得した選手の中で、最もホールドが少なかったのは
セリーグ:2020 祖父江・福(中日)、清水(ヤクルト) 30HP
パリーグ:2008 川崎(ロッテ) 31HP
となりました。
ホールド王に関しては、現在のHPの制度が導入された2005年以降で選出しています。
リリーフ投手の負担が大きい近年は、特にセットアッパーの疲労蓄積をどのように抑えるかが強いチームのポイントになっている気がしますね。
リリーフで長く現役を続ける投手は、本当に体が強いのだなぁと感じます。
先発とリリーフの重要性が時代によって変化している
今回は、平成以降の投手の各タイトルの最低成績について調査してみました!
投手編では時代によって先発投手の成績と、リリーフ投手の成績に大きな差を感じました。
投手分業が確立された現代野球では、勝ち星がリリーフに付くことも多いですね。
今年は誰がタイトルを獲得するでしょうか?
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