2023年シーズンも佳境に入り、セリーグは阪神タイガースが優勝しましたね。
CS争いも激化している中、今回は今シーズン新たにFA権を取得した選手について調べてみました。
今オフの戦力補強について予想をするのも楽しみですよね!
2023年の現役ドラフト候補について予想した記事はこちら↓!
2023年新たにFA権を取得した選手を紹介
それでは、2023年シーズンで新たにFA権を取得した選手について紹介します。
球団別に紹介していきますね。
1.東京ヤクルトスワローズ(1名)
東京ヤクルトスワローズで今シーズンFA権を取得したのは、スワローズの守護神として活躍する田口 麗斗投手です。
過去3年の成績を確認してみましょう。(2023年9月14日終了時点)
①田口 麗斗(10年目 28歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 4.02 | 33 | 5 | 9 | 0 | 5 | 100.2 | 126 | 10 | 30 | 81 | 45 | 1.53 |
2022 | 1.25 | 45 | 1 | 1 | 2 | 19 | 36 | 30 | 0 | 11 | 31 | 5 | 1.06 |
2023 | 1.44 | 44 | 1 | 3 | 31 | 7 | 43.2 | 34 | 1 | 13 | 49 | 7 | 1.08 |
田口は2021年に廣岡とのトレードで巨人からヤクルトに移籍。
移籍初年度は2021年は先発とリリーフ両方を担っていましたが、翌年からはリリーフに専念。
2022年は45試合に登板し防御率1.25の好成績、2023年は守護神として既に44試合に登板し31セーブを挙げる安定した活躍を見せています。
まだ28歳と若いため、もしFA宣言するとなったら争奪戦になるでしょう。
2.横浜DeNAベイスターズ(5名)
横浜DeNAベイスターズで今シーズンFA権を取得したのは、今永 昇太投手、石田 健大投手、戸柱 恭孝捕手、柴田 竜拓内野手、西浦 直亨内野手の5名です。
各選手の過去3年の成績を確認してみましょう。(2023年9月14日終了時点)
①今永 昇太(8年目 30歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 3.08 | 19 | 5 | 5 | 0 | 0 | 120 | 97 | 16 | 30 | 110 | 41 | 1.03 |
2022 | 2.26 | 21 | 11 | 4 | 0 | 0 | 143.2 | 106 | 14 | 32 | 132 | 36 | 0.94 |
2023 | 2.71 | 20 | 7 | 3 | 0 | 0 | 136 | 118 | 16 | 25 | 163 | 41 | 1.02 |
エースの今永はFA権を取得しましたが、ポスティングによるメジャー移籍の可能性が高いと報じられています。
寂しい気持ちにはなりますが、メジャーでもズバズバ三振を奪う投球を見せてほしいですね!
②石田 健大(9年目 30歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 5.73 | 33 | 1 | 2 | 0 | 3 | 37.2 | 44 | 4 | 20 | 39 | 24 | 1.65 |
2022 | 2.95 | 15 | 7 | 4 | 0 | 0 | 82.1 | 67 | 8 | 27 | 68 | 27 | 1.13 |
2023 | 3.72 | 21 | 4 | 8 | 0 | 0 | 109 | 114 | 9 | 33 | 92 | 45 | 1.31 |
先発ローテーションの一角を担うサウスポーの石田。
22年・23年と先発一本で起用されており、数字はそこそこ良いのですが投球内容はそこまで良い印象がありません(横浜ファンなら伝わるかな?)
報道によると昨年オフに複数年契約のオファーを断って単年契約していること、補償が不要なCランクであることなどから、FA宣言の可能性が高いですね。
他球団からの評価がどうなのかは分かりませんが、宣言した場合は争奪戦になる可能性があるでしょう。
③戸柱 恭孝(8年目 33歳)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 56 | .220 | 3 | 14 | 28 | 0 | 18 | 4 | 1 | 3 | .250 | .346 | .596 |
2022 | 72 | .264 | 4 | 16 | 38 | 0 | 26 | 3 | 1 | 2 | .280 | .382 | .662 |
2023 | 65 | .245 | 5 | 19 | 39 | 0 | 26 | 13 | 0 | 6 | .301 | .403 | .703 |
戸柱は伊藤・山本に並ぶ主戦捕手であり、ほぼ年間通して1軍に登録されています。
フルで起用されれば二桁本塁打も狙える打撃が持ち味ですが、チーム内では山本の打撃向上の影響で今年はやや出番が少なめ。
石田と同様に補償が不要なCランクであることが予想され、FA宣言する可能性もあるでしょう。
捕手の退団による影響が想像以上に大きいことを横浜ファンは知っているので、出来れば残留してほしいですね。
ただ、山本が今後の正捕手、ルーキーの松尾が次世代の正捕手を予定しているため、残留しても出場機会は多くないと思われます。
④柴田 竜拓(8年目 29歳)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 85 | .234 | 2 | 15 | 52 | 1 | 39 | 26 | 1 | 1 | .313 | .329 | .642 |
2022 | 96 | .195 | 0 | 1 | 33 | 1 | 29 | 20 | 1 | 3 | .284 | .237 | .521 |
2023 | 78 | .143 | 0 | 2 | 7 | 0 | 9 | 9 | 2 | 0 | .300 | .204 | .504 |
柴田は守備固めなど途中出場がメインの内野手です。
ショートがメインですが、サード・セカンドも堅実にこなす守備力が持ち味ですね。
打撃成績が年々下降しているのが課題で、もしFA宣言をしても獲得に乗り出す球団があるかどうかは微妙。。。
ベイスターズは慢性的に内野手が不足しているため、来年以降も残留してチームを支えてほしいです。
⑤西浦 直亨(10年目 32歳)
※2023の成績はベイスターズ在籍時のみ表示
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 92 | .223 | 5 | 24 | 54 | 1 | 60 | 24 | 3 | 8 | .298 | .322 | .620 |
2022 | 6 | .071 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0 | 0 | 1 | .071 | .071 | .143 |
2023 | 12 | .111 | 0 | 1 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | .111 | .111 | .222 |
今シーズン途中に阪口とのトレードで移籍した西浦。
二桁本塁打を2度記録した長打が持ち味の内野手ですが、まだベイスターズでの活躍は見られませんね。
FA権を取得した際のコメントで「今後もDeNAベイスターズの一員として」と言ってますので、おそらく宣言はしないでしょう。
右打ちの内野手は主力を除けば、守備に不安のある知野くらいしか一軍にいませんので持ち味を発揮してほしいです。
3.阪神タイガース(0名)
阪神タイガースで今シーズン新たにFA権を取得した選手はいません。
※岩貞投手と梅野捕手は昨年までにFA権を取得しています
4.読売ジャイアンツ(0名)
読売ジャイアンツで今シーズン新たにFA権を取得した選手はいません。
※菅野投手や坂本内野手など昨年までにFA権を取得した選手は多数います
5.広島東洋カープ(3名)
広島東洋カープで今シーズンFA権を取得したのは、中﨑 翔太投手、磯村 嘉孝捕手、上本 崇司内野手の3名です。
各選手の過去3年の成績を確認してみましょう。(2023年9月14日終了時点)
①中﨑 翔太(13年目 31歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 13.50 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 0 | 2 | 1 | 6 | 2.75 |
2022 | 6.46 | 28 | 2 | 5 | 0 | 9 | 23.2 | 27 | 6 | 11 | 18 | 17 | 1.56 |
2023 | 2.08 | 32 | 1 | 0 | 0 | 8 | 30.1 | 23 | 1 | 6 | 24 | 7 | 0.89 |
今シーズン見事に復活を遂げた中崎。
毎年のように60試合前後登板するセットアッパー・クローザーでしたが、近年は思うような投球ができていませんでした。
今シーズンは32試合の登板で防御率2.08と、しっかりと結果を残すことができていますね!
おそらくはCランクだと思いますが、FAせずに残留するような気がします。
②磯村 嘉孝(13年目 30歳)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 21 | .171 | 0 | 3 | 6 | 0 | 9 | 2 | 1 | 0 | .231 | .229 | .459 |
2022 | 43 | .237 | 3 | 15 | 27 | 0 | 20 | 7 | 2 | 4 | .293 | .360 | .652 |
2023 | 23 | .214 | 1 | 4 | 6 | 0 | 9 | 1 | 1 | 2 | .267 | .357 | .624 |
坂倉・曾澤に次ぐ第3捕手である磯村。
キャリアハイは2019年の65試合出場なので、レギュラーを掴んだと言える年はありませんが貴重な戦力でしょう。
磯村もCランクで捕手のFAは重宝される傾向にありますが、果たして宣言するでしょうか?
③上本 崇司(11年目 33歳)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 63 | .273 | 0 | 2 | 15 | 2 | 10 | 5 | 6 | 0 | .382 | .309 | .691 |
2022 | 94 | .307 | 2 | 18 | 80 | 2 | 31 | 21 | 8 | 8 | .376 | .372 | .748 |
2023 | 79 | .262 | 1 | 16 | 60 | 7 | 40 | 12 | 9 | 1 | .324 | .314 | .638 |
内野も外野もこなすユーティリティプレイヤーの上本。
長打こそ少ないものの、走攻守に優れた選手でFA宣言すると面白い存在かなと思いました。
ですが、本人のコメントで「FA権の行使はありえない」と言っているので残留するでしょう。
6.中日ドラゴンズ(0名)
中日ドラゴンズで今シーズン新たにFA権を取得した選手はいません。
※大野投手、涌井投手など昨年までにFA権を取得した選手は多数います
7.オリックス・バファローズ(4名)
オリックス・バファローズで今シーズンFA権を取得したのは、山﨑 福也投手、若月 健矢捕手、大城 滉二内野手、小田 裕也外野手の4名です。
各選手の過去3年の成績を確認してみましょう。(2023年9月14日終了時点)
①山﨑 福也(9年目 31歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 3.56 | 22 | 8 | 10 | 0 | 1 | 116.1 | 111 | 13 | 30 | 75 | 46 | 1.16 |
2022 | 3.45 | 24 | 5 | 8 | 0 | 3 | 114.2 | 112 | 13 | 33 | 91 | 44 | 1.21 |
2023 | 3.55 | 20 | 9 | 5 | 0 | 0 | 111.2 | 110 | 7 | 25 | 73 | 44 | 1.16 |
今オフの目玉と言われている山崎。
主に先発として起用され、安定した成績を毎年残しているサウスポーですね!
今年はキャリアハイの9勝を既に挙げており、2桁勝利も間近です。
Cランクであることが予想されるので、FA宣言すれば争奪戦になるでしょう。
②若月 健矢(10年目 27歳)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 68 | .214 | 5 | 16 | 25 | 1 | 27 | 11 | 2 | 2 | .290 | .376 | .666 |
2022 | 68 | .281 | 4 | 14 | 48 | 3 | 34 | 9 | 3 | 5 | .326 | .392 | .718 |
2023 | 86 | .260 | 4 | 13 | 67 | 1 | 61 | 12 | 1 | 15 | .295 | .364 | .660 |
森とともにレギュラー捕手として出番の多い若月。
課題だった打撃が徐々に改善され、捕手としては文句ない成績を残していますね。
FA宣言したら需要は高そうですが、早々に残留を表明しました。
③大城 滉二(8年目 30歳)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 49 | .180 | 0 | 5 | 11 | 1 | 14 | 3 | 2 | 2 | .242 | .230 | .472 |
2022 | 57 | .244 | 2 | 6 | 22 | 2 | 25 | 12 | 0 | 2 | .333 | .356 | .689 |
2023 | 49 | .200 | 1 | 10 | 9 | 1 | 8 | 3 | 0 | 2 | .250 | .333 | .583 |
本職はセカンドですが内野全てを守るユーティリティの大城。
出場機会がそこまで多い選手ではありませんが、堅実なプレイで一軍の戦力として活躍していますね。
ベンチにいると嬉しい選手だと思いますが、FAで獲得するクラスかというとどうでしょうか?
④小田 裕也(9年目 33歳)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 101 | .067 | 0 | 0 | 1 | 5 | 4 | 1 | 1 | 0 | .176 | .067 | .243 |
2022 | 72 | .208 | 1 | 2 | 5 | 8 | 7 | 1 | 1 | 0 | .269 | .375 | .644 |
2023 | 71 | .295 | 1 | 8 | 18 | 5 | 15 | 2 | 2 | 1 | .338 | .426 | .765 |
代走・守備固めで途中出場が多い外野手の小田。
年間通して一軍の戦力となっていますが、FA移籍を狙うのであれば打撃面でレベルアップしないと難しいのではないでしょうか?
8.福岡ソフトバンクホークス(2名)
福岡ソフトバンクホークスで今シーズンFA権を取得したのは、東浜 巨投手、武田 翔太投手の2名です。
各選手の過去3年の成績を確認してみましょう。(2023年9月14日終了時点)
①東浜 巨(11年目 33歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 3.70 | 14 | 4 | 4 | 0 | 0 | 75.1 | 85 | 7 | 25 | 61 | 31 | 1.42 |
2022 | 3.11 | 23 | 10 | 6 | 0 | 0 | 136 | 114 | 14 | 38 | 94 | 47 | 1.11 |
2023 | 4.52 | 17 | 6 | 7 | 0 | 0 | 99.2 | 114 | 6 | 24 | 73 | 50 | 1.38 |
今年の成績はイマイチですが、ソフトバンクを代表する先発投手の東浜。
3年契約の1年目なのでFA宣言することは無いでしょう。
②武田 翔太(12年目 30歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 2.68 | 12 | 4 | 5 | 0 | 0 | 77.1 | 66 | 7 | 26 | 73 | 23 | 1.16 |
2022 | 2.57 | 10 | 2 | 1 | 0 | 0 | 28 | 25 | 2 | 18 | 34 | 8 | 1.43 |
2023 | 4.19 | 28 | 1 | 2 | 0 | 3 | 43 | 45 | 1 | 21 | 36 | 20 | 1.49 |
能力は高いもののケガが多い武田。
今シーズンはリリーフがメインで28試合に登板していますが、もっといい成績を残せるはずですね。
武田も4年契約の2年目であるため、FA宣言はしないでしょう。
9.埼玉西武ライオンズ(1名)
埼玉西武ライオンズで今シーズンFA権を取得したのは、平井 克典投手です。
各選手の過去3年の成績を確認してみましょう。(2023年9月14日終了時点)
※色々問題があった山川内野手もFA権取得見込みと報道がありましたが、今回は除外しています
①平井 克典(7年目 31歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 4.22 | 25 | 4 | 4 | 0 | 3 | 74.2 | 85 | 7 | 25 | 55 | 35 | 1.39 |
2022 | 2.89 | 30 | 6 | 8 | 0 | 4 | 81 | 77 | 7 | 33 | 48 | 26 | 1.28 |
2023 | 2.54 | 47 | 3 | 3 | 0 | 27 | 46 | 43 | 2 | 19 | 25 | 13 | 1.33 |
西武が誇る鉄腕、平井がFA権を取得しました。
昨年までは先発とリリーフを行ったり来たりする起用法でしたが、今シーズンはリリーフ一本。
タフな投手は非常にありがたい存在なので、FA宣言すれば争奪戦になるのではないでしょうか?
昨年オフに複数年契約を断るなど宣言しそうな気配はありますが、Bランクであることがネックになるかもしれませんね。
10.東北楽天ゴールデンイーグルス(3名)
東北楽天ゴールデンイーグルスで今シーズンFA権を取得したのは、則本 昂大投手、茂木 栄五郎内野手、鈴木 大地内野手の3名です。
各選手の過去3年の成績を確認してみましょう。(2023年9月14日終了時点)
①則本 昂大(11年目 32歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 3.17 | 23 | 11 | 5 | 0 | 0 | 144.2 | 123 | 18 | 38 | 152 | 51 | 1.09 |
2022 | 3.53 | 21 | 10 | 8 | 0 | 0 | 125 | 127 | 9 | 42 | 104 | 49 | 1.32 |
2023 | 2.72 | 20 | 7 | 6 | 0 | 0 | 129 | 117 | 6 | 41 | 86 | 39 | 1.22 |
力強いストレートを投げ込む楽天のエース則本。
自身2度目のFA権取得となりましたが、7年契約の5年目なのでFA宣言することは無いでしょう。
②茂木 栄五郎(8年目 29歳)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 120 | .259 | 14 | 53 | 106 | 6 | 107 | 48 | 6 | 6 | .343 | .427 | .770 |
2022 | 73 | .223 | 9 | 30 | 53 | 4 | 74 | 27 | 0 | 3 | .300 | .395 | .695 |
2023 | 8 | .083 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 3 | 0 | 1 | .267 | .083 | .350 |
攻守両面で能力の高さを見せる茂木。
昨年から出場機会が少なくなっており、今シーズンは2軍生活が長く続いています。
2軍では好成績を収めており能力の高さは他球団も分かっていると思いますが、補償の伴うBランクなので今年のFA宣言は見送った方が無難でしょう。
③鈴木 大地(12年目 34歳)
年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 143 | .277 | 10 | 53 | 153 | 3 | 51 | 52 | 6 | 12 | .343 | .377 | .720 |
2022 | 125 | .257 | 5 | 35 | 105 | 4 | 52 | 38 | 18 | 11 | .344 | .341 | .685 |
2023 | 87 | .253 | 4 | 22 | 56 | 0 | 30 | 21 | 8 | 5 | .337 | .348 | .686 |
2019年オフにロッテからFA宣言して楽天に移籍した鈴木。
2度目のFA権取得で4年契約の最終年ということもあり、FA宣言する可能性はあるでしょう。
ただ成績が下降気味のベテラン選手に対して、他球団がどれだけの評価をするでしょうか?
11.千葉ロッテマリーンズ(0名)
千葉ロッテマリーンズで今シーズン新たにFA権を取得した選手はいません。
※益田投手、石川投手など昨年までにFA権を取得した選手は多数います
12.北海道日本ハムファイターズ(1名)
北海道日本ハムファイターズで今シーズンFA権を取得したのは、加藤 貴之投手です。
各選手の過去3年の成績を確認してみましょう。(2023年9月14日終了時点)
①加藤 貴之(8年目 31歳)
年度 | 防御率 | 登板数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | HP | 投球回数 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 自責点 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 3.42 | 25 | 6 | 7 | 0 | 0 | 150 | 136 | 13 | 24 | 102 | 57 | 1.05 |
2022 | 2.01 | 22 | 8 | 7 | 0 | 1 | 147.2 | 124 | 9 | 12 | 98 | 33 | 0.91 |
2023 | 3.05 | 22 | 7 | 9 | 0 | 0 | 150.1 | 154 | 14 | 17 | 72 | 51 | 1.13 |
精密機械のようなコントロールが武器の加藤。
昨年は素晴らしい活躍で一気にFA戦線の目玉となりましたね!
今シーズンは勝ち星に恵まれない試合が多いものの、安定したピッチングで役割を果たしています。
Aランクのため相応の補償が必要ですが、FAの動向が注目される投手ですね!
今年は何人FA宣言するでしょうか?
今回は、2023年にFA権を取得した選手について調査してみました。
FAによる移籍が活発でないNPBですが、今オフはだれがFA宣言するか注目しましょう!
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