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【プロ野球】長期契約は成功?失敗?過去の例を振り返ってみた【複数年契約】

長期契約

先日、日本ハムからFA宣言した近藤選手がソフトバンクホークス7年契約を結びました。

また、我らが横浜DeNAベイスターズの守護神、山崎康晃投手も6年契約を結んでいます。

今回は、プロ野球界でちょくちょくある「5年以上の長期に渡る複数年契約」は正解なのか、失敗なのかを、過去の選手の一部を例に挙げて検証してみました!

 

 

 

 

過去に5年以上の長期契約を結んだ選手たち

複数年契約

まずは、過去に5年以上の長期契約を結んだ選手について、いくつかの例を紹介します。

契約を結ぶ前年の成績と、契約期間中の成績を振り返ってみましょう。

松中 信彦(福岡ソフトバンクホークス)

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まずは、平成唯一の三冠王獲得者であり、日本人最長タイの7年契約を結んだソフトバンクの松中選手について振り返ります。

契約を結ぶ前の2005年、そして7年契約中の2006~2012年の成績を見てみましょう。

年度 試合 打率 本塁打 打点 安打 盗塁 三振 四球 死球 併殺打 出塁率 長打率 OPS
2005 132 .315 46 121 152 2 85 76 9 6 .412 .663 1.075
                           
2006 131 .324 19 76 145 2 37 102 6 5 .453 .528 .981
2007 123 .266 15 68 117 1 66 68 5 5 .366 .432 .798
2008 144 .290 25 92 156 3 91 77 8 11 .382 .489 .871
2009 126 .279 23 80 125 2 77 62 8 11 .374 .480 .854
2010 79 .235 11 35 56 3 44 24 3 4 .311 .403 .714
2011 88 .308 12 36 82 0 38 29 5 2 .383 .504 .887
2012 65 .221 4 13 30 1 26 26 2 1 .354 .324 .677

三冠王に輝いたのは2004年、2005年も46本塁打、121打点、OPS1.075と素晴らしい成績を残して7年契約に突入しました。

7年契約1年目となる2006年は打率こそ前年よりも向上させましたが、本塁打は前年を大きく下回る19本。

四球数102が非常に警戒されていることを物語っていますね。

2007年も成績は下降、2008年は全試合出場を果たし復活を印象付けましたが、その後はやはり成績を落とし続けてしまいました

契約最終年の2012年はケガに苦しみ期間中で最も少ない試合数となり、二桁本塁打も途切れる結果となります。

契約初年度の2006年シーズンが33歳ということで、年齢的な衰えもあったと思いますが、前年までが素晴らしい成績だっただけに7年契約は失敗と言えるかもしれませんね。

三浦 大輔(横浜ベイスターズ)

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続いては、横浜の永遠番長であり現監督の三浦大輔選手。

2002年と、6年契約を結んだ2003年~2008年までの成績を紹介します。

年度 防御率 登板数 勝利 敗北 セーブ HP 投球回数 被安打 本塁打 四死球 奪三振 自責点 WHIP
2002 3.23 19 4 10 0 0 119.2 108 12 30 100 43 1.14
                           
2003 4.09 15 5 5 0 0 101.1 94 18 26 82 46 1.13
2004 4.25 22 6 8 0 0 144.0 158 17 38 135 68 1.33
2005 2.52 28 12 9 0 0 214.2 168 20 56 177 60 1.02
2006 3.45 30 8 12 0 0 216.2 227 19 49 160 83 1.25
2007 3.06 28 11 13 0 0 185.1 184 15 58 159 63 1.27
2008 3.56 21 7 10 0 0 144.0 137 22 33 111 57 1.15

横浜ファンの私にとっては、成績がどうであれ三浦選手との6年契約は成功と思ってしまうくらい大好きな選手です。

長期契約中の2005年にキャリアハイとなる成績を残すなど、毎年エースとして活躍してくれました。

また、長期契約が終わった後もずっと横浜で投げ続けてくれ、強い時も弱い時もエースでした。

感情を抜きにしても、6年契約は大成功と言えるでしょう!

現在長期契約中の現役選手たち

現在契約期間中

次は、現在長期契約中の現役選手を紹介しましょう。

柳田 悠岐(福岡ソフトバンクホークス)

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2020年から7年契約中ソフトバンク柳田選手。

日本を代表する選手の成績を振り返ってみます。

年度 試合 打率 本塁打 打点 安打 盗塁 三振 四球 死球 併殺打 出塁率 長打率 OPS
2019 38 .289 7 23 37 4 28 28 1 4 .420 .516 .936
                           
2020 119 .342 29 86 146 7 103 84 1 2 .449 .623 1.071
2021 141 .300 28 80 155 6 122 69 6 6 .388 .541 .929
2022 117 .275 24 79 120 2 106 43 6 6 .344 .485 .829

2015年にトリプルスリーを達成するなど、日本を代表する外野手の柳田選手。

長期契約の前年となる2019年はケガの影響で出場試合数が少なかったものの、オフに7年契約を締結。

翌年は打撃3部門でいずれもリーグトップ3に入る活躍を見せるなど、変わらないパフォーマンスを発揮しました。

昨年もケガに苦しみ全盛期ほどの活躍はできませんでしたが、チームの中心選手として十分な成績を残しています。

今シーズンが折り返しとなる4年目のシーズンであり、今年で35歳と年齢的にも踏ん張りどころのシーズンとなるでしょう。

長期契約が成功か失敗かは、今年の成績次第で大きく分かれそうですね。

山田 哲人(東京ヤクルトスワローズ)

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トリプルスリーを3度も達成した、史上最高の二塁手とも称されるヤクルトの山田選手。

2021年~2027年までの7年契約を結んでいますので、成績を紹介しましょう。

年度 試合 打率 本塁打 打点 安打 盗塁 三振 四球 死球 併殺打 出塁率 長打率 OPS
2020 94 .254 12 52 85 8 83 48 0 6 .346 .419 .766
                           
2021 137 .272 34 101 134 4 100 76 5 10 .370 .515 .885
2022 130 .243 23 65 114 10 140 60 6 7 .333 .456 .790

長期契約を結ぶ前年はケガに苦しみ、100試合以下の出場で成績も振るいませんでした。

が、7年契約1年目の2021年は30本塁打100打点をクリアし、チームの日本一に大きく貢献。

一方昨年は調子を落とし、山田選手の期待値からすると控えめな成績となりましたね。

好不調の波が激しい印象がある山田選手ですが、二塁手というポジションを考えると十分な成績と言えるでしょう。

まだ5年間も契約が残っていますし、年齢も今年31歳でまだまだ成績を伸ばせるはずですね!

則本 昂大(東北楽天ゴールデンイーグルス)

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楽天で先発ローテの中心として活躍している則本投手。

2019年~2025年まで7年契約を結んでいますが、成績を振り返ってみましょう。

年度 防御率 登板数 勝利 敗北 セーブ HP 投球回数 被安打 本塁打 四死球 奪三振 自責点 WHIP
2018 3.69 27 10 11 0 0 180.1 171 18 54 187 74 1.23
                           
2019 2.78 12 5 5 0 0 68.0 58 7 13 67 21 1.00
2020 3.96 18 5 7 0 0 109.0 110 13 39 105 48 1.32
2021 3.17 23 11 5 0 0 144.2 123 18 38 152 51 1.09
2022 3.53 21 10 8 0 0 125.0 127 9 42 104 49 1.32

7年契約1年目の2019年は、手術の影響で5勝止まり。

以降、昨年までの3年間で規定到達は2021年のみ

先発投手として結果は残していますが、則本投手の期待値としては日本代表クラスの先発投手なので、やや物足りない感がありますね。

契約期間はあと3年、まだ衰えてほしくないですが今年はどんな成績を残すのでしょうか?

宮崎 敏郎(横浜DeNAベイスターズ)

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次は、昨年1000本安打を達成した「ハマのプーさん」こと宮崎選手。

昨年FA権を行使せずに残留し6年契約を結びましたね!

年度 試合 打率 本塁打 打点 安打 盗塁 三振 四球 死球 併殺打 出塁率 長打率 OPS
2021 141 .301 16 73 156 0 53 41 4 15 .353 .455 .808
                           
2022 122 .300 16 50 130 0 35 44 2 16 .365 .470 .835

毎年安定した数字を残してくれる宮崎選手。

6年契約1年目の昨年も、引き続き安定したバッティングで打率3割を達成!

佐野、牧と共にチームの主軸として打線を引っ張ってくれています。

非常に三振が少ない選手で、バッティングセンスの塊みたいですね!

今シーズンも変わらないバッティングを見せてほしいですし、プロ入り初の盗塁も決めてほしいです!

まだ成功か失敗かは分かりませんが、宮崎選手ならきっとファンの期待に応えてくれることでしょう。

ソフトバンク近藤、ベイスターズ山崎康晃も長期契約スタート

今回は、プロ野球の複数年契約が成功か失敗かについて検証してみました。

複数年契約を結ぶ選手というのは年齢的にピークを過ぎている選手が多く、契約期間中に衰えてしまうというは仕方がないかもしれませんね。

ソフトバンクの近藤選手は7年契約、ベイスターズの山崎投手は6年契約が始まりますが、気負いせずに頑張ってほしいです!

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最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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